質問:今まで読んだ本の内容、参加したセミナーの内容、どれくらい思い出せますか?
今回は経営コンサルタント高橋政史氏の名著『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』の図解版を紹介するよ
ハッキリ言って、この本だけは「四の五の言わずにさっさと読んだほうがいい」と強くオススメできる一冊だ
なぜ方眼ノートなのか
今までノートを書くなら何でも良いと思っていたんだけど、この本を読むと「圧倒的に方眼ノートがいい」むしろ「方眼ノート以外は選択肢にすら入らない」という考え方に変わってしまった
まず結論から書こう
なぜ方眼ノートを使うのか、その理由を
- 3秒で見返すノートを作るためにフレームワークが必要であり
- 方眼を使うとフレームワークが使いやすく
- 頭の中をスッキリ整理できるから
フレームワークを使って”3秒で見返すノート”を作る
学習において、実はノートは書くよりも後から見直すほうが重要なんだ
だから見直した際の見やすさを意識しないといけない
見直す際に走り書きのゴチャゴチャしたノートだと、すごく見直しにくいよね
他にも箇条書きで書いただけのノートでは、ページによってどんな情報がどこに書いてあるか変わってしまうので、いちいち探すのに時間をロスしてしまう
だからフレームワークを利用して、すぐに全体を見渡せるレイアウトを作っておく必要があるんだ
フレームワークとは
分かりやすく言うと「枠」のこと
ノートを線で区切ってできた枠の中に、この枠にはこれを書く、といった役割を与えてあらかじめレイアウトを決めておく手法のことだ
広義の意味では、ノートに限らずあらかじめ手順や考え方を決めておくこと自体を指して言うよ(シナリオライティングの定番「三幕構成」なんかも広い意味ではフレームワークだ)
現代のビジネス、特にナレッジワーカー(知識労働者)には絶対に欠かせない”ツール”なので、意識せずとも誰しも何かしらのフレームワークを活用していると思う
方眼を使うとフレームワークが使いやすい
フレームワークは目的に応じて様々なレイアウトがある
有名なところで言うと、次のようなフレームワークが知られているよ
- コーネル式ノート(ビリギャルで紹介)
- マッキンノート(世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?で紹介)
- 全脳思考チャート(全脳思考で紹介)
- ストーリーボード(プレゼンテーションzenで紹介)
- ビジネスモデルキャンバス(ビジネスモデル・ジェネレーションで紹介)
- マンダラート(考具で紹介)
これらのフレームワークに共通するのが、先も言った通り”線でノートを区切る”ことだ
方眼があると、任意の位置に線をひいて区切ることができるため、フレームワークを描くのにメチャクチャ適しているってわけ
フレームワークを使うと頭の中をスッキリ整理できる
見直しやすさもモチロンだけど、フレームワークを使うと何か考える際に頭の中をスッキリ整理することも可能だ
たとえば企画を創ったり、何か問題を解決するのに使ったり、計画表をつくることもできる
これはフレームワークの”全体を見渡しやすい”という特徴によるもので、思考に必要な情報を紙の上に移しておくことで脳のリソースを有効に活用できるようになるからだ
フレームワークの描き方は本書で
本書は”図解”版ということで、様々なフレームワークの実例が見やすく掲載されている
しかも、購入特典として著者の高橋政史氏の解説動画を見ることができる(要メール登録)
ぶっちゃけ永久保存版、本棚に絶対に置いておいたほうが良い本のうちの一冊だよ
3秒で見返す! 本書のポイント
- 3秒で見返すノートを作るためにフレームワークが必要
- 方眼を使うとフレームワークを描きやすい
- フレームワークで頭の中をスッキリ整理できるようになる
1分でわかる! 本書の要約
- 方眼ノートで頭を整理
- スッキリ整理することで忘れない
- 3秒で見返しできる
- 見出しをつけて3分割
- 再現できない知識は全部ゴミ
- 知識・情報・発想の整理
- 人の行動と思考を左右する
- 方眼ノートは横向きで使う
- 黄金の3分割
- 板書・気づき・要約
- シンプルな思考の型