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読書家の長尾さん

ビジネス・経済 書評

創作や作業に没頭したいのに邪魔する人がいる? これ1つだけやってください お金は使いません

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こんなに簡単で安い方法で、集中を持続できるなんて、目からウロコでした

このテクニックは、以下のような人からよく支持されている

  • エンジニア(プログラマ)
  • デザイナー
  • 作家(ライター)
  • プランナー

そう、クリエイティブ業界と呼ばれる職種の人たちだね

この業界では、思索・創作に没頭して集中する”コアタイム”が重視されているんだ

でも、現実には上司・同僚から業務のことで声をかけられたり、電話が鳴って応対しなければいけなかったりと、けっこう集中を邪魔されてしまう

よほど名の売れたクリエイターになれば秘書やアシスタントに対応を任せて集中したいだけ集中することができるけど、一般的にはそうもいかないよね

ところが、このテクニックを使うとコアタイムを一般的なレベルで最大限に確保することができるようになるんだよ

  • 脳を短時間に集中させる訓練にもなる
  • 続けていけば、注意力や集中力も強化される
  • モチベーションと創造性を保てる
  • 高い生産性をキープできる

こんなにいいことだらけ、しかも超カンタンで誰でもできる、その名も”ポモドーロ・テクニック”というんだ

25分間は誰にも邪魔させない! ポモドーロ・テクニック

ポモドーロ・テクニックは、短時間の集中作業を繰り返すことで、仕事を成し遂げるテクニックだ

  • 簡単で誰にでもできる
  • 定期的に休憩もとれる
  • 最大限集中できる状態を維持できる

メンタリストのDaiGo氏も動画や著書の中で紹介しているよ

ポモドーロ・テクニックとは

ポモドーロ・テクニックは、90年代の初めにフランチェスコ・シリロ氏が発案した手法

シリロ氏自身、開発者・起業家・作家という肩書きをもつクリエイターだ

”ポモドーロ”というのは、イタリア語でトマトのこと

シリロ氏が学生時代に愛用していたトマトの形をしたキッチンタイマーの名称だそうだ

アスキー・メディアワークスから出版されているアジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門や、各洋書の表紙にトマトが描かれているのは、そういった理由なんだね

ポモドーロ・テクニックのやり方

  1. 大きなタスクを短い時間単位に小さく分割して取り組む
  2. 間に短い休憩をはさむ

考え方としては、たったこれだけ

必要なものもタイマーだけ

タイマーもわざわざ100円ショップまで行って買わなくても、今どきスマートフォンに最初から入っている

専用アプリも出ているけど、ぶっちゃけそんなもの要らない

マニュアルも、特別な道具もなーんにも要らない

それでは、具体的なやり方を説明するよ

  1. 達成したい仕事や勉強にかかる時間を想定し、25分単位に分割する
  2. タイマーを25分後にセットして、25分間集中して取り組む
  3. タイマーが鳴ったら、5分間休憩する
  4. 25分と5分のサイクルを4回繰り返したら、30分の長い休憩をとる
  5. タスクが終わるまで、2~4を繰り返す

でも、いくら25分間集中しようとしても、電話は突然鳴るし、上司・同僚もこっちの都合ドンピシャでは来てくれないよね

そこで、ポモドーロ・テクニックでは以下2つの”絶対的なルール”があるんだ

  1. 25分間に発生した用件は25分が経過するまで先延ばしにする
  2. どうしても即対応しないといけない場合、その用件が済んでから改めて25分を区切る

たとえば、”あと5分で終わる!”というタイミングで即対応しなければならなくなったら、再開したときは残り5分やって休憩にするのではなく、また25分間の集中をやり直すようにするんだ

もちろんクレームとかで即対応しなければならない場合はあると思うけど、できるだけ急用は25分経過するまで待ってもらうほうが良い

「すみません、いま手が離せないのであと5分だけ待ってください」と言えば大抵の場合OKしてもらえるよね

電話だったら「5分後に折り返しご連絡します」って言えばいい

そうすることで、自分のリズムを乱さずに1日のタスクをうまくコントロールできるってわけだ

フロー状態に入ったら25分間を無視しろ!

僕がこれを実践するにあたって一つ不満だったのが、集中が最高に達してフロー状態に入っている最中にタイマーが鳴ったときに中断しないといけないのか?と感じてしまったところ

でも、もちろんそんな場合には必ずしも作業を中断する必要はない

タイマーを止めて、集中が続く限り仕事を続けて、区切りがついてから休憩をとればOK

そもそもポモドーロ・テクニックの目的はフローとかゾーンと呼ばれる状態に入るためなので、その目的を達しているのに手段であるタイマーのために中断したら本末転倒だもんね

もちろん、1日を通してモチベーションを維持するためには休憩を定期的にとることも目的の1つなので、何時間も延々と集中を続けてそのあと疲れきってしまわないようペース配分しよう

次回予告

次回もちょっとした思考実験をしてみたいと思う

先週末、昼メシにラーメン食べてたらふと思いついたことなんだけどね

ラーメンは麺とスープどっちに価値があるのか考えてみたい

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