一生、お金に困らない! 独立・開業の最強スキル
「ネットに出せば売れる!」と叫ばれた20世紀末からもうすぐ20年が経とうとしている
もはや今では「ネットに出さないと売れない!」に変わり、大手メーカーから町の小さなパン屋まで、みんなネット販売する時代になった
小さな商店がネットショップ開店から半年で月商1000万円を超えたとか、夢と可能性に満ち溢れた話題には事欠かないよね
ネットに出しただけの店からあなたが学べること
でも実際は”ネットに出しただけ”では売れない
ネット通販事業の実態調査は様々な団体が発表しているけど、月商1000万円どころか、月10万円も売れないネットショップはどの調査でも40〜50%存在している
月商100万円未満で一括りにすると、実に60%前後のネットショップが該当する状態だ
そしてこれは”売上”の話なので、利益額で考えるともっと厳しい
売上から仕入値を引いた”粗利”では大体の企業が定価の4掛け〜6掛けで仕入れていると思う
つまり、その時点で10万円の売上からの利益は6万〜4万円に減る
さらにネット通販システムの販売手数料やカード決済手数料で諸々引かれて、手元に残るのは4万円〜2万円といったところだよね
さらにそこから事業所の家賃・光熱費・通信費・従業員の給料……出せる?
旧世紀の常識で決して信じてはいけないこと
何がこの原因なのかというと、まずもって価格競争と競合過多な状態だということ
ネットのない時代には近隣の商店だけがライバルだったからなんだよね
同じ商品を扱っていて価格競争になるとしても、そのエリアの中で安ければよかった
ところがネットでの販売になると全国の商店がライバルになる
価格競争では「日本で一番安い店」にならないと売れなくなってしまっているのが現状だ
つまり、かつて小売仲介事業者がやっていた「メーカーのカタログ丸写しにして売る」というビジネスモデルは、ネットでは通用しなくなっている
売れている店はその売上をどうやって作り出しているのか?
メーカーから仕入れて売るということは、ネットで同じ型番を検索されて一番安いところで買われてしまうということ
なら自社で製造して販売する、メーカー直売ではどうだろう
自社のオリジナル商品で卸売業者に流していないなら、同じ型番は存在しない
これなら単純な価格競争はそもそも存在しないよね
ところが、これも実は大きなハードルが立ちはだかっていて、”そもそもその商品が選ばれる理由”がないと売れない
実は、さっきの”仕入れる”ビジネスモデルでは”売れてる商品”を選んで最安価格にするだけで売れるんだよね
まず最初に比較される”商品力”という時点ではクリアできている状態から始まっているんだ
でも自社で商品を製造する場合は、まずここからの勝負になっちゃう
たとえば、パンを売るとしてそのパンの良さを明確に伝えられないと売れないんだよね
売れる商品説明文・商品紹介文を書くためのスキルを手に入れる方法
そこで商品説明文・商品紹介文を書くためのスキルが必要になってくる
それが”セールスライティング”であり、この本で紹介されている”ウェブセールスにおいて100%習得必須”なスキルってわけだ
実は売れる文章には型がある
今までこのブログに紹介してきた良書でも何度も紹介されてきたけれど、人間というのはある程度の型に沿って語られると心が動いてしまう生き物なんだ
そして、この本の良いところは型を構成する要素それぞれの役割や目的が解説されているところ
たとえば「キャッチコピーの役割とは」といった部分だね
- あなたは「キャッチコピーは商品を売るための文ではない」って知ってたかな?
- その他に文章中に盛り込んでおかないといけない要素、ちゃんと知ってる?
- そもそも”お客さんの行動心理”は理解できてる?
- ”ダイレクト・レスポンス・マーケティング”って言葉を聞いたことがある?
これら全ての答えが一冊に書かれている本なんだ
もしこれが、あなたが手に入れたかった情報だとしたら……お読みください
あなたがネットショップの商品説明文・商品紹介文を書くのに悩んでいるとしたら、きっとこの本が解決策になるはず
ぜひ手元に置いて、商品説明を書くたびに開いて手引きにしてほしい本だ
次回予告
次回もライティングに関する本を紹介するよ
今度はダイレクトメール・メールマガジン・Facebookの投稿などに活用できる「共感を呼んで売れる文章」の書き方の本だ
今回紹介した本を基礎知識にして、併せて読むことでさらに理解が深まると思うよ
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