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読書家の長尾さん

コンテンツ・マーケティング64の法則

コンピュータ・IT

コンテンツの基本を知らずにやって上手くいくと、まだ思っているのですか? 『コンテンツ・マーケティング64の法則』(コンテンツ・マーケティング専門家 アン・ハンドリー)

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あなたは自分のストーリーを独自の視点から語っているだろうか? はっきりあなたのものだとわかる声とスタイルを使っているだろうか?

この本の中で、こんな問いかけをされて、ふと考え込んでしまった

文のスタイルは、おそらく自分らしさを表現できているとは思う

でも、”自分のストーリーを独自の視点から語っているか”と言われると、胸を張ってYESとは言えない気がする

オウンドメディアやソーシャル・マーケティング、動画マーケティングなど、コンテンツによるマーケティングが台頭している現代

その黎明期からコンテンツにがっつり向き合ってきたコンテンツ・マーケティング専門家、アン・ハンドリー氏のいくつかある著書から、今回はコンテンツ・マーケティングの手引き……いや、教科書となる本を紹介したい

優れたライティングの3要素

著者によると、優れた文章を書くためには、以下3つの要素が大切だという

  1. 習慣化すること
  2. いくつかの基本的なルール(法則)を知ること
  3. 興味を持つこと

もちろん、この本ですべて解説されているんだけど、そのうちの「習慣化」について特筆したいと思う

優れたライターになりたいなら、とにかく書くしかない

「優れたライターになることは、とにかくその場に身を置こうとすることから始まる」と著者は言う

様々なブロガーも言っているけど、良いコンテンツを作れるようになるには、やはり書き続けなければいけないということだね

あんちゃ氏

ブログ開設当初&初心者の人は、あまり検索を意識しないこと。あれこれと意識しすぎると手が止まってしまうから。

「あれ・・・わたし何が書きたかったんだっけ・・・?」ってなります。わたしもなりました。。。

なのでわたしもブログ開設から2ヶ月くらいはずっと検索を意識せず書いてました。これからやっと本腰入れていくって感じですね。

ブログは継続してなんぼです。記事のタイトルや中身は後からいくらでも修正できるんで、とにかく継続して書くことを優先しましょう。

はあちゅう氏

「自分を仕事にする生き方」というのは“無理をしてたどり着くもの”ではなく、“継続していれば自然とたどり着けるもの”だと思ってほしいですね。

かん吉氏

「量が質に天下する」とは、最近よく言われていることです。質だけを追求するのは、もっとリピーターさんが増えてからでもよいかな?思います。まずは量をこなして、なるべく多くの人の目に触れるように努力すべきだと思います。(原文ママ)

イケダハヤト氏

ぼくからのアドバイスは「書きまくれ」くらいしかなかったりするんですよ。

もちろん個別にデザインやタイトルなど、細かいアドバイスはできますよ。
でも、それは根本的な改善策ではないんです。

初心者に近ければ近いほど、「とにかく記事書いてください」としか言いようがない。

ある程度レベルが高くないと、こちらのアドバイスも有効じゃないんです。
なんでもそうですよね。

こうして色んなブロガーの声を見てみると、良いコンテンツを作る力というのは、筋力トレーニングのように毎日のワークアウトを通して鍛えられていくようだ

この本の著者も「書くための筋肉を貧弱なものから隆々とした力強い筋肉に変えるための鍵は、毎日書くこと」としたり、ライティングのレベルをボクシングやレスリングのようなウェイト階級に見立てて表現していたりする

考えてみれば、誰でも文章を書くのは日常的にやっている

でも、文章を書くのが上手くなる人は、やはり人よりも多くの文章を書き続けているんだろう

絵を描くのが上手い人も、「絵を描くのが好きで、毎日絵を描いているうちに描けるようになった」と言う人が多い

楽器を演奏するのだって、たとえば僕の周りには「ギターは速弾きできて当たり前」「タッピングもできなかった頃の感覚がもう分からない」という人ばかり

やっぱり、なんにしてもまずは毎日継続するのが当然というくらい習慣化することから始めないといけないらしい

毎日、一番さわやかな気分でいるときに書くための時間をつくる

この本の中には「週に1回することは、そもそも習慣とは呼べない それは”義務”である」という一文もある

一度にたくさん書かず、一回の時間は短くても書く回数を増やすといいんだそうだ

習慣を継続するためには、行動のトリガーをつくるといいらしい

  • 朝食を食べたら書く
  • 風呂上がりに書く
  • 運動したら書く

こんなふうに、一番頭が働くタイミングの行動をトリガーにして文章を書く時間を確保するといいようだ

でも1本記事を書くほどの時間は何回もとれない

1日の中でまとまった文章を書く時間を取れるタイミングというのは少ないと思う

でも記事を1本書くほどの時間はなくてもライティングはできる

TwitterやFacebookで短い文章を投稿するのもライティングだよね

何も考えずに書いてたらライティングの筋肉を鍛えることにはならないけど、どうすればシェアされるか、どう書いたらいいね!がつくか、といったことを考えながら書くと短い時間でもライティングの筋肉は鍛えられていくよ

ストーリーテリングのその先にある”高品質なコンテンツ”

さて、習慣化するのが大事なのは分かったけど、じゃあ何を書けばいいのか

世界最高のプレゼン教室のときにも紹介したけど、最近は「ストーリーを語る(ストーリーテリング)」が重要視されている

もちろん、この本でもストーリーについては触れられているんだけど、「重要なのは真実のストーリーをうまく語ること」だと書いてあった部分に少し触れておきたい

クオリティもそれに関連するコンテンツも、実際にはストーリーテリングの技術とはあまり関係がないんだという

著者が言う高品質なコンテンツというのは、以下のようなものだ

  • 明らかに有益な内容が詰め込まれている
  • インスピレーションにあふれている
  • オーディエンスへのたっぷりの”共感”を持って語られている

コンテンツマーケティングにおいては、これらが考慮されているコンテンツが高品質なコンテンツなんだそうだ

ここで気になったのは、”共感”というキーワード

売れる文章術でも出てきたキーワードだけど、とにかく”エンパシー””共感”というフレーズが最近読む本によく出てくる

ダニエル・ピンクのハイ・コンセプトでも”ハイ・タッチ”として共感する力が重要視されていた

今後もきっと何度も出てくることになるキーワードだと思う

ちなみに、著者はコンテンツの閲覧者のことを”オーディエンス”と表現する

コンテンツを閲覧する人は”見込み客”ですらない人も多いからだ

ライティングはアートではない

ちなみに、絵とか音楽で例えて言ったけど、ライティングというのは僕の中でアートではない

文芸作品を書くのなら別だけど、たとえばセールスライティングとかメールを書いたり記事を書いたりするのは「表現する」のではなく「伝達する」のが目的

「どうやったら伝わりやすいか」を考える”設計”に頭をひねっても、ひとつの言葉を「直接言わないでどう表現するか」で悩んだことは一度もない

ということは、ちゃんと勉強して知識さえあれば誰にだってできるはずなんだよね

SNSでも活用できるライティングの筋肉トレーニング

この本では、たとえばTwitterに投稿するのはどんなコンテンツがいいか、といった考え方の部分からハッシュタグ活用の具体的な手法も紹介されているんだ

他にもこんなチャネルでのコンテンツマーケティングのコツが書かれているよ

  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
  • メール
  • ランディングページ
  • Webサイト
  • インフォグラフィック
  • ブログ

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次回予告

次回はTwitter活用方法について紹介してみたい

今回紹介した本の内容にも少し関わるんだけど、「あなたの知らないハッシュタグ文化」というテーマで書くことにしたよ

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