問題解決大全とアイデア大全を使って読書の力で実際に問題を解決することができた
この話については、連載:読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決するで読んでもらうとして、今日はその先の話
実用書は人生の攻略本
このブログの初期に紹介した『人生ドラクエ化マニュアル』には、”本は人生の攻略本”というフレーズがある
この本によると、人生というゲームを最高に面白くするには”敵”が必要だった
ゲームの攻略本には敵の倒し方や謎の解き方の基本的な考え方、または答えそのものが書かれていることもあるよね
なんらかの問題を解決するための方法がそのまま載ってたり、すでに誰かが考えてくれた具体的なテクニックやノウハウについてそのまま載っている
ビジネスに関することだけじゃなくて、スポーツにおける身体の動かし方の考え方とかポイントを解説している本もある
ダイエットでいうと、どうすれば痩せるかの理論的な部分からダイエットに効果的な運動のやり方まで解説されていたりするよね
つまり本を読んだら何でもできるようになるって言えると思わない?
ゲームオーバーまでの時間は限られている
ゲームが難しくて先に進めなくなったときには自分で一所懸命考えてクリアするという楽しみももちろんある
だけど攻略本を読めば手っ取り早くクリアすることができるよね
ゲームなら自分のプレイスタイルは自由だ
でも人生というゲームは必ずゲームオーバーがやってくるようになっていて、その時間は刻一刻と近づいている
グズグズしている時間はないんだから、敵の倒し方や謎の解き方を手っ取り早く得られるなら、そのほうがいいに決まってる
本から得た知識は人生ゲーム攻略の道具
冒頭で紹介した、僕が実際に本の力で問題を解決したときの連載で使用した読書猿さんの『問題解決大全』と『アイデア大全』では、知識を”ツール”つまり道具として扱っていた
読書によって、その道具をたくさん人生のいろいろな場面に効率的に対応することができるようになる
そのためには誰かから知識を学ぶのが1番手っ取り早い
知識を得るために常に誰かに会いに行くというわけにはいかないけれど、本を買って読むだけで済むなら効率的だ
安いものでは500円程度、大抵の場合1,500円前後、専門書になると3,000円前後
かかる金額はその程度だし、わざわざ人に会いに行く時間も確保しなくても自分の都合で好きな時間に知識を得ることができる
しかも読み終わった本を売ってしまえばそのうちのいくらかは返ってくる
返ってきたお金をまた別の本に再投資すれば、よりたくさんの知識──つまり道具を手に入れることができる
道具をため込んでおけば必要なときにすぐ使える
本を読んで知識を普段からため込んでおくというのは非常に重要だ
たとえば僕は『アイデア大全』の中のNM法T型を使って、”運転中に音声入力をすることによって記事作成に使う時間を増やす”という問題解決方法──つまり最適解を導き出すことができた
それにはあらかじめ音声入力というものがあるという”知識”を僕自身が持っていないと、そのアイデアが出てくる事はなかったと思う
ジェームズ・W・ヤングの『アイデアのつくり方』という本に、「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」というフレーズがある
だから普段から本を読んで知識をため込むよう習慣づけておくことで、いざというときアイデアとして組み合わせる材料が豊富になる
既存の攻略法が使えなかったり見つからなかったりする場合には、自分の中から攻略法を導き出さなくちゃならない
目の前にある問題解決本を探すのもいいけれど、普段から読書する習慣があればこういったときに役に立つ
こういった意味でも、”本を読んだらなんでもできる”って言えるんだよね
今週から題字でブランディングしていきます
こうして”本を読んだらなんでもできる”というフレーズをメインビジュアルとして置きたくなった
そこで筆文字あーと教室をやっている水谷 彩さんにお願いして、このブログのタイトルを筆文字で書いてもらったんだ
もうすでにTwitterやFacebookページのカバー画像にもなっていて、今後この筆文字ロゴでこのブログをブランディングしていくよ
次回予告
”本を読んだらなんでもできる”を証明するために、今後はさまざまなことをやってみる”実践”に重きを置いていきたい
もちろん、今までのように書評も書いたりするんだけどね
差し当たって、やはり最近読む本に頻出する”ストーリーテリング”に関して色々と実践していきたい
それにはやっぱり”何か物語を書いてみるのがいい”んじゃないかと思ってるんだ
実用書では「小説を書けと言ってるわけではない」と書かれているんだけど、実際のところストーリーの作り方をノウハウとしてビジネスに活かそうと思うと、やはり何かストーリーを書くと慣れていく気がする
とはいえいきなり超大作を書くのは難しいから、まずはショートショートと呼ばれるジャンルの物語を作ることから始めてみることにしたよ
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