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読書家の長尾さん

読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決する 連載

読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決する─5.音声入力アプリの比較

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高品質な音声入力アプリを予算内で見つけるのは大変です

読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決する連載、第4回となる前回の記事では、音声入力アプリで移動中の時間に記事を書くという解決法を思いついた

今回は実際に音声入力アプリを使って、音声入力アプリの紹介記事を書いてみることにしたよ

音声認識メール クラウド

まずは『音声認識メール クラウド』というアプリから試してみる

色々なブログで紹介されていたし、120円と手頃な値段だったので試しやすかったんでね

とりあえず音声入力の待機時間が無制限なので、運転しながら何かを書き留めてくるのは便利かな

でもカーナビの音声をけっこう敏感に拾っちゃって文字が入っちゃうのが、ちょっとめんどい

まあとりあえずざーっと荒く記事を書けるっていうのは時間の短縮になってるのは間違いない

記事を書くうえで一番時間がかかるのは”何を書くか”を考えるところだからね

120円で手頃だけど精度がイマイチ

でも結構これキツイな……

というのも、ちょっと認識の精度が悪すぎるんだよね

認識させるためにちょっとしたコツがいるのかなーと思ってアレコレ発音を変えて試してみたけど、あんまり変わらなかった

とくに単語の途中で詰まってしまうと誤認識しやすいみたいだ

カーナビとか他の音を敏感に拾っちゃうのはiPhone本体のマイクじゃなくてヘッドセットとか外部のマイク使えば解消されるかと思ったけど、これも変わらなかった

できればもっと高性能に認識してくれるアプリを使いたいところ

120円だったらこんなもんかなとは正直ちょっと思った

でも確かグーグルの音声認識は普通にしゃべる感じでも高い精度で認識していたと思うので、やっぱりもっと精度の高いアプリを見つける必要があるな

それと『音声認識Mail』はアプリ内にテキストを保存できないので、停車中にコピペするなどして別のところにデータを保存する必要があるのも手間だし、フリーズしたときに全部消える可能性があるのは不安だな

Speechy

次に『音声をテキストに変換する - Speechy』というアプリを使って音声入力をしてみた

『音声認識Mail』に比べて、すごく認識の精度が高い

有料版では600円なんだけど無料版のLiteもあるので、まずはダウンロードして試してみてほしい

Googleの音声入力と同じくらいの認識精度があると思う

普段会話している感じの発音でも、かなりしっかり認識して、変換の精度も高い

無料版では音声入力待機時間が7分間で制限があるみたいなので、運転とか手が離せないときに音声入力したい人は有料版のほうがいいかも

僕は運転中に音声入力したいので、まめに画面を操作しなくてもいいように最初からPro版を買ったんだけど、頻繁に操作できる状況で使うのがメインなら無料版で十分かもしれない

ちなみに、無料版からPro版へアップグレードすると600円なんだけど、AppStoreで最初からPro版のほうをダウンロードすると480円でPro版を購入できるよ

あと最初はヘッドセットをつけながら音声入力していたんだけど、途中からヘッドセットを切ってiPhone本体のマイクで30〜40cm離して音声入力してみたけど、認識精度は落ちたようには思わなかった

そしてなぜかこっちはカーナビの音声やウィンカーには反応しにくいみたいだ

有料アプリのほうがいいだろうと思って『音声認識Mail』を先に試しちゃったけど、先にこっちの無料版から試しておけばよかったなぁ

それでも長時間放置してると音声認識の待機状態が停止する場合もあるみたい

入力した文章が長くなりすぎると動作が重くなっていく傾向もある気がする

文字起こしだけじゃなく録音も同時で動いているからかもしれないな

とはいえ、重くなってきたら停車時にポンポンと2回タップして仕切り直せばいいだけなので、今のところ問題だとは思っていない

音声をテキストに変換する - Speechyのほうがアプリの値段としては高いけど、正直こっちがオススメだよ

次回予告

NM法T型によって発想した”運転中の音声入力”を活用することで記事作成に使える時間を増やすことができ、ひとまずこの問題は解決を見たように思う

音声入力を導入しただけで、書き溜めは4本も確保できたので、このまま順調に書き溜めを増やしていければ数週間分の記事を確保できて安定した更新ができるようになりそうだ

というわけで、この連載はここで一区切りとしたい

次回は、紙の本と電子書籍について考えてみるよ

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