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読書家の長尾さん

読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決する 連載

読書の力で”時間を自分の思うとおりにできない”問題を解決する─2.スケーリング・クエスチョンの実践

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習慣を継続するために、こんな間違った考え方をしていませんか?

前回”時間が自分の自由にならない問題”を解決する技法として”スケーリング・クエスチョン”が使えそうなことが分かった

今回はその実践ということで、さっそく現在どんな状態なのかを考えてみよう

毎日ブログ記事を公開するためのスケーリング・クエスチョン

ほぼ更新が途絶える可能性がないほどの書き溜めが確保できた状態を10点とし、更新をやめてしまうことを0点としてスコアをつけてみる

  1. 1ヶ月分以上の書き溜めがあり、ほぼ更新が途絶える可能性はない
  2. 2週間分の書き溜めがあり、よほどの非常時でない限り更新は途絶えない
  3. 1週間分の書き溜めがあり、1日休んだ程度で更新は途絶えない
  4. 書き溜めは少ないが、毎日更新できている
  5. 数日おきに更新が途絶える
  6. 週に複数回更新が途絶える
  7. 更新日よりも休載日のほうが多くなる
  8. 週1回の更新になる
  9. 隔週の更新になる
  10. 1ヶ月に1回の更新になる
  11. 更新をやめてしまう

これで見ると、現在の状態は6の”数日おきに更新が途絶える”状態だね

ここでスケーリング・クエスチョン

ひとつ上の”書き溜めは少ないが、毎日更新できている”にするためには、どうしたらいいか

毎日更新できているようになった未来では、自分はどのようになっているのか

毎日更新できている未来を想像してみる

まず、少ないながら書き溜めは必要だろうね

記事の書き溜めがない状態だと、今のように急な仕事や急用で記事を書けなくなった場合に更新が止まってしまう

今のところ記事1本を書くのに使う時間は2時間前後

そうなると少なくとも週に10時間は執筆時間を確保する必要がある

書き溜めをするのであれば、さらに4〜6時間ほど欲しいところだなぁ

でもまずは小さなステップとして、2時間ほどプラスして週に12時間確保することを考えてみよう

週に12時間の執筆時間を確保するために

未来を想像してみると、週末だけにがっつり時間を充てるんじゃなくて、できるだけ分散させて書いてるはずだ

いま更新が途絶えてしまうのは、週末に急用で時間が確保できなくなってしまったせいだからね

週末に一気に書く予定にしていて予定が変わってしまったら、そこで一気にパァになってしまう

そうすると、1日に2時間程度の記事執筆時間を週に6回確保している状態になる

ちょっと待てよ……

あれ、ちょっと待てよ

その12時間が確保できなかったらどうするんだ?

分散するのはいいとしよう

1日予定変更で1週間の記事公開予定が全部吹っ飛ぶ可能性へのリスクヘッジにはなっている

でも、1日2時間を確実に空けられない場合があるのに、書けなかった日の2時間はどこで取り返すんだ?

うーん……もっと深く考える必要があるみたいだな

次回予告

スケーリング・クエスチョンだけでは”時間が自分の思うとおりにならない問題”を解決するのは難しいみたいだ

でも、今どんな状態で、何が問題となって毎日記事が更新できていないのかを考えることはできた

そこで次回はまた問題解決ステージマップに立ち戻って、次のステージに進んでみることにしたい

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