人を操る文章を書くのは簡単です 驚くほど簡単なのです
今回はいま僕が最も注目している人、メンタリストDaiGo氏の『人を操る禁断の文章術』をご紹介するよ
商品説明やメルマガに使うセールスコピーを書く目的で読んだんだけど、実はLINEで送るメッセージとか業務メールにも使えるくらい汎用性の高い知識がギッシリ詰まっている本だった
心理学を利用することで人の行動を文章でも誘導できる
メンタリストのDaiGo氏といえば、テレビでやっていたパフォーマンスのイメージが強い人は多いと思う
フォーク曲げのパフォーマンスの他に、相手の選択を無意識的に誘導していたのを覚えているよね
あれと同じように、読み手の行動を誘導する文章を書けるようになる、という内容の本がこの本だ
「書かない」3原則
まず、この書かない3原則が基本的な心構えになる
何を書くにしても、この3原則に準拠しているかを確認しよう
中でも”自分で書かない”というのは重要なポイントになる
ジェイ・エイブラハムの著書からの引用も見られるので、ダイレクトマーケティングにおけるコピーライティングの技術がしっかりまとまっているという印象を受けた
人を動かす7つのトリガー
人が行動を起こすきっかけ・理由が大きく7つに分類されている
こちらはロバート・チャルディーニの心理学が基盤になっているようだ
このへん、かなり色んな本を読んで勉強したんだけど、ほんとDaiGo氏の本だけ読んでれば要点は大体抑えられちゃうなーという気がするな
今すぐ使える5つのテクニック
そしてここが本書のキモ
実際にどう書くかについて詳細が書かれている
- 書き出しはどう書く?
- 同じ「○○」と「○○」を文章の中で○○を変えて繰り返す
- 文体はどういった表現で書くのが良いか
- 上げて、下げて、また上げる
- なぜ追伸をつけるのか
コピーライティングの本は何冊か読んだけど、ここに書かれたテクニックと共通する内容はいくつもの本で見られる
DaiGo氏は基本的に論文を引用したり研究結果が書籍になったものを基にしてしか発表しないので、間接的にコピーライティングのテクニックが心理学的に証明されたような気がした
中でも追伸を書く意味が長らく分からなくて「まぁ本に書いてあるからとりあえずその通りにしとくか」と思ってたんだけど、この本でようやっと追伸を書く意味が分かってカタルシスを得られたのは大きな収穫だった
心理学の知識をひとつながりにする分かりやすい一冊
この本で今まで断片的に知っていた心理学の知識とコピーライティングの知識を一繋がりにする分かりやすい例を見せてもらえた
今後のコンテンツ作成の考え方の参考にしたいと思う……というか、既にしている
このブログが全体を通してこんな文体なのは、実はこの本の影響をモロに受けているんだよね
最近よく心理学の本を読むようになったのもDaiGo氏の影響だったりする
テレビでDaiGoすげー!と思った人はぜひ読んでみてほしい本だ
3秒で見返す! 本書のポイント
- 心理学を利用することで人の行動を文章でも誘導できる
- 7つのトリガーで人を動かすことができる
- セールスコピーだけでなく全ての「人に伝える文章」に使える
1分でわかる! 本書の要約
- 「書かない」三原則
- 人を動かす7つのトリガー
- 今すぐ使える5つのテクニック
次回予告
3時間で専門家になる方法があるとしたら、知りたくない?
膨大な情報をどうやって整理し、専門家並の知識をまとめあげることができるのか
次に紹介するのはそんなことが実際に可能になる方法が書かれた本だ
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